6歳の子供とサグラダファミリアへ

6歳の子供とサグラダファミリアへ

サグラダファミリアには6歳以上がおすすめ!?

スペイン旅行といえば、バルセロナ。バルセロナといえば、サグラダファミリアと思うほど、自分のなかでサグラダファミリアに行きたい気持ちが強くありました。以前、友人と一緒にいったことがあるのですが、あの壮大な景色を子供たちにも見せたいという気持ちもありました。サグラダファミリアの受難のファサード・生誕のファサードに登ることが出来るのは、6歳からになります。下の子が6歳になったのを機に、サグラダファミリアに行くことにしました。

サグラダファミリアの子供料金は0歳~11歳まで無料です。(2019年2月時点。最新の情報は公式サイトを確認ください)そのため11歳以下が断然おすすめです。11歳以下なら子供料金の0円、つまり無料でファサードにも登れるのですが、ファサードに登れるのは6歳以上でないと難しいことになります。

行く前の準備・持ち物

サグラダファミリアは、予約をして入場することになります。時間制で予約をキャンセルできない……という不測の事態が起こりやすい子連れには厳しいところもありますが、必ず予約をお勧めします。

また、サグラダファミリアに入るには、持ち物チェックがあります。瓶の持ち込みが駄目だとか、マジックペンが駄目だとか耳にしたことがあります。また、服装も過度な露出をしている際は服装チェックが入るとか。チェックされそうな持ち物を子供が持っていないか、事前に確認し、なるべく軽装で向かう事をおすすめします。

急な下りの螺旋階段

また、先に書いたようにサグラダファミリアの塔、受難のファサード、生誕のファサードに上るには、6歳以上である必要があります。気を付けなければならないのは6歳以上であっても「その子が高い所が大丈夫か、細い螺旋階段を下りられるか」という点です。階段を1人で降りられる目安の年齢ということで、サグラダファミリアは「6歳以上」という制限を設けています。というのも、どちらの塔も行きはエレべーターなのですが、帰りは、階段を下らなければなりません。そのため、一人でしっかりと細い螺旋階段を下りられる子供でないと、登れないという訳です。

受難のファサードを下りた時の階段の写真です。このような、暗くて長い階段を、かなりの高さ降りますので、体力のない子供や高所恐怖症、閉所恐怖症の方には大変かなとも思います。そのため、子供がしっかりと階段を下りられるのは事前に考えておいた方が良いです。

6歳の子と一緒に降りた際は、やはり少し怖かったのか、一心不乱で降りていました。
降り終わってから、楽しめなかったからもう一度登りたいなどと……(笑)

2016年までは受難のファサードは、降りる時もエレベーターを使えたという情報も見ましたが、2018年2月に行ったときは、エレベーターでは降りられませんでした。階段です。(古い情報もあるようですし、この情報も古くなる可能性がありますので、かならず公式サイトをご確認されることをお勧めします。)

5歳以下だから、サグラダファミリアの中に入る必要がないか、と言われれば全くそう思いません。ファサードに登れれなくても、中には入った方が良いです。

サグラダファミリアの美しい内部

外観からは分からない色鮮やかな、ステンドグラス、森をイメージしているという美しすぎる内装などは、一見の価値ありです。せっかくバルセロナまで行ったのであれば、子供がファサードに登れなくても、内には入場されることを強くオスメします。

子供とサグラダファミリアに行った感想・様子

ファサードに登る際にエレベーター前で「お子さんは何歳ですか」と聞かれました。特にパスポートなど身分証明書を確認するわけではなく、口頭での確認です。5歳くらいの子が確認されず登れた、という話は耳にしたことがありますが、この辺は自己責任でお願いします。

また、オーディオガイドは子供も聞けるものがあったらよかったのですが、11歳以上からしか利用できないようで残念でした。塔に登るには6歳以上、オーディオガイドを利用したいなら11歳以上、色々と年齢制限がありますね。
6歳の子供に、オーディオガイドを借りられないか聞いたのですが、この時は無理でした。

生誕のファサードと受難のファサードどっちがいい?

こちら究極の質問だと感じます。サグラダファミリアに行かれる方は、どちらに登るか本当に迷うと思います。私も迷いました。子供連れであれば、どちらかといえば受難のファサードかなといったところです。理由は受難のファサードの方が後から出来ているので、生誕のファサードより階段も新しく下りやすい気がしたからです。
といっても、大きな差は感じません。どちらも細く長い階段ですので、どちらも子供には大変かなと思います。気になるのは、踊り場のような場所も少ないので、立ち止まって休める場も少なく大変かなと思います。
我が家の6歳男児は降りられました。こればっかりは、本当に個人差があると思うので、なんとも……です。

サグラダファミリアの夜景を楽しみたいなら

朝や昼のサグラダファミリアも美しいですが、夜ライトアップされたサグラダファミリアもとても美しいです。子供が小さくて、夜は見に行きづらいという方にお勧めなのが、サグラダファミリア近くでの宿泊です。
お値段は少し高くなる所もありますが「子連れだと夜景が見づらい」という悩みを解決してくれます。
夜景や、ライトアップを楽しみたい時は、その場所の近くに宿泊して、夜景を楽しんでいます。また、ヨーロッパは夏は夜遅くまで明るいですが、冬は早い時間から暗くなるので、冬という手もあるかもしれません。

サグラダファミリアの夜景を楽しむ一番おすすめは
友人と宿泊したことがあるのですが、ここの屋上テラスから見えるサグラダファミリアは、たまりませんでした。ずっと眺めていたくなるほどの美しさです。
テラス席があり、夜景のサグラダファミリアを見ながら、お酒もいただけます。お子さん連れで、くつろいでいる方もいらっしゃいました。

ただし、こちらのホテル今回予約しようとしたら2名までの部屋しかありませんでした。
しかありません。ファミリールームなどがないので、4人家族ですと2部屋必要となり割高になってしまいます。一番おすすめなのが、子供が添い寝で行ける年齢。夫婦プラス添い寝の子供で1部屋で宿泊でき、お得かなと思います。それ以降は、割高でもこの景色がみれるこのホテルにするか、夫婦2人で友人となどの選択になりそうです。

サグラダファミリア周辺のレストラン

KFCやマクドナルドなどファストフード店が多くあります。子連れだからと断られるような高級レストランはあまりないように感じました。

私のおすすめはガウディ通りにあるテラス席のあるレストランです。サグラダファミリアが見えるガウディ通りには、テラス席のあるレストランが多くあります。観光価格にはなりますが、サグラダファミリアを見ながらいただく食事は絶品でした。

サグラダファミリアより公園??

子供たちは、サグラダファミリア近くにある公園が大のお気に入りでした。滑り台やブランコのある小さな公園なのですが、何もスペインまで来て公園で遊ばなくても……という親の気持ちを無視して、とても楽しそうに遊んでいました。近くにベンチがあったので、サグラダファミリアを見ながらのんびり、子供たちが遊んでいるのを眺めていました。子連れならではの旅の1コマです。

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