ベルギー鉄道博物館

ベルギー鉄道博物館

「トレインワールド(Train World)」に行ってきました。

ベルギーにある鉄道博物館「トレインワールド(Train World)」に行ってきました。日本で、さいたま市にある鉄道博物館は行ったことがあったのですが、海外の鉄道博物館は初めてで、電車好きの子鉄である子供達にはたまらない旅になるのでは、と決意しました。ちなみに、自分も鉄道好きです。12月という冬の寒い時期にベルギーに行くことにしたので、屋外の観光も楽しみたかったのですが、ずっと屋外の観光では寒さで凍えてしまいそうでしたので、室内で、駅から近く、子供も自分も楽しめそうということで、ベルギー観光に、この鉄道博物館を選びました。

行く前の準備・持ち物

今回は、特に持ち物は無かったのですが、注意点は、この博物館は荷物用のロッカーがないという事です。博物館や美術館は、ロッカーがある所も多く、荷物や上着を預けられるのですが、この博物館は預けられませんでした。行く際は、大きな荷物がある際は、駅のロッカーに預けていくなど、事前にした方が良いかもしれません。

実際に行ってみた感想・様子

ベルギーの鉄道博物館、トレインワールドは2015年に出来た、比較的新しい博物館です。博物館へは電車で向かいました。スカールベーク(Schaerbeek)駅という鉄道博物館のためにあるような駅にあり、ブリュッセル中央駅から電車で10分しない程度到着しました。移動で乗ったベルギーの電車です。かっこいい。

こちらがスカールベーク(Schaerbeek)駅。鉄道博物館はこの駅からすぐにあります。徒歩1分程度という所でしょうか。入り口からみんな同じ方向に向かうので、流れについていけば迷いません。この駅は、ちょうどさいたま市の鉄道博物館駅のように、鉄道博物館専用の駅と言った感じでした。

いよいよ中に入ります。中は、日本で行った、さいたま市の鉄道博物館より全体的に暗い印象でした。その分、鉄道の車体が際立ち、まさに展示といった雰囲気を感じます。とてもカッコよく、お洒落に展示されていました。こちらは、駅名のプレートなどの展示コーナーです。駅名のプレートというと鉄オタという、勝手なイメージだったのですが、イメージを覆すかっこ良さでした。駅名のプレートが、お洒落でレトロなインテリアといった雰囲気です。

中でもカッコよくて、息をのんでしまったのがこちらの電車の展示コーナー。Type12 Atlanticという名前の電車だそうなのですが、本当にかっこいい。どことなく、機関車トーマスのスペンサーに似ていませんか。流線型の電車です。
この電車だけ煙がモクモク(もちろん偽物です)が出ていました。子供たちも大はしゃぎ。大人の方も感激してしまうくらいのカッコ良さでした。暗い雰囲気と、鉄道の照明がマッチしていて一気にこの電車のファンになってしまいました。日本の鉄道は、明るい雰囲気で展示されていることが多いような気がするのですが、こういう暗い中で、照明でおしゃれな雰囲気にという展示の仕方、個人的にはとても好みでした。

鉄道博物館内には、こんな風に電車が見える場所もありました。この時は残念ながら電車は通りませんでしたが、待っていたら見れたのかもしれません。なかない眺めの電車が見えるスポットです。

日本の電車、新幹線E7の模型展示もありました。思わず写真を撮ってしまいます。世界の博物館で見る日本の電車は、また一層誇らしく見えます。世界の方が、E7系をみてくれているのかな、と思うと嬉しい気持ちになりました。

まとめ

博物館を堪能した後は、入り口の所にあったレストランに行きました。駅舎で食べる、レストランという雰囲気で、なかなか良い雰囲気を感じました。場所が場所だけに、子連れだらけのレストランです。子連れだから入りづらいという雰囲気は一切ありません。メニューにもお子様メニューがありました。パスタを頼んだのですが、お子様用と言っても単に大人用より少し少ないパスタ、といった雰囲気です。

日本では、日本の鉄道を展示している博物館はありますが、海外の電車を展示している博物館がないので、とても貴重な機会となりました。ベルギーの鉄道博物館では、ヨーロッパの鉄道が沢山見れ、とても楽しい時間となりました。子鉄の子供たちもとても喜んでいたように見えます。先にも書いたように、日本の鉄道博物館と比べると暗いので、暗い所が苦手な子は苦手かもしれません。とにかく展示の仕方もお洒落でカッコよく、面白い博物館で、日本の博物館はなぜあんなに明るいのだろうなど考えてしまいました。混んでいましたが、シミュレーターや映像など展示以外にも、子供が楽しめる博物館で、気が付いたら半日経ってしまったという感じです。

寒い冬の観光にもピッタリな場所ですし、ヨーロッパならではの電車の雰囲気は、展示方法は日本では味わえないものです。鉄道博物館は広い場所ですので、半日以上の時間を見た方が良いかもしれません。私たちは午前中からで午後過ぎまで滞在することとなりました。注意点は、中に食事のできるところがない事です。さいたま市の鉄道博物館には、中にレストランがあった記憶があるのですが、ベルギーの鉄道博物館は入り口にしかレストランがありませんでした。食べてから博物館に入るか、見てから食べるなどのスケジュールとした方がスムーズそうです。
私たちは途中でお腹が減ってしまいました。

ベルギー ブリュッセルには、グランプラス、小便小僧など見ておきたい世界遺産、観光名所もありますが、予定に組み込めるようであれば、このような鉄道博物館も海外ならではと言った感じがあり、何より子供たちはとても楽しめた様子でした。

今回は私は別のホテルに泊まりましたが、この駅近くには鉄道ホテル トレイン・ホステルという、、鉄道ファンや家族などにぴったりの宿泊施設もあるそうです。後から知ったので、知っていれば泊まりたかったホテルです。これから行かれる方は、是非チェックしてみて下さい。

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