真実の口は時間をかけて並ぶのにがっかり?

真実の口は時間をかけて並ぶのにがっかり?

ローマの観光名所「真実の口」に子供と行ってきました。名所というか、写真の撮影に並んでいるようで、並ぶ時間も長く「がっかり名所」ともいわれているようです。実際に手を入れてきた感想などを掲載しています。

「真実の口」は並ばなくても、見ることは可能です。格子越しですが、見ることが出来ます。
では、なぜ並ぶと言われているかというと、「手を入れた写真を撮る」ために皆並んでいるのです。

日本人だけでなく、アジア人、世界中から集まった長蛇の列。だいたい1時間以上並びました。
近くのレストランがいっぱいだったので、テイクアウトでサンドイッチを買って食べながら並びます。でもなかなか進みません。パンテオンなど並んでもすぐ入れると違い、列の進みが遅い印象でした。

ようやく中にはいれた、と思ったらまだまだ長い列。みんな口に手を入れた写真を何枚も取るため、なかなか進まないのです。入場料は無料でした。寄付する所があり、気持ち入れてきました。日本語、中国語、英語、色々な言葉で寄付の箱があったので「日本語」の所に入れてきました。

私が行ったのはだいたい14時ころでした。
真実の口は9時から空いているようなので、早めに来たらもう少し空いているのかもしれません。この日は途中で雨が降ったのですが、それでも長蛇の列でした。

口に手を入れた写真を撮るために並ぶ列なので、歴史あるものというか、ディズニーランドの列に並んでいるような感覚でした。手を入れて写真を撮って「はい、終わり」という感じですので、がっかりと言われても仕方ないのかもしれないですね。偽りの心をもつ人間は手を入れると、手を噛み切られてしまうという伝説はありますが、何だかアトラクションのような感じです。手を噛み切られたふりをしたりする人など居てほんと、歴史的建造物感があまりありません。真実の口の後にはいった、サンタ・マリア・イン・コスメディン教会の方がよっぽど厳粛で素晴らしいものでした。

真実の口に並ばない場合も、サンタ・マリア・イン・コスメディン教会は並ばず無料で入れるので、こちらだけでも見て行く事をおすすめします。

「がっかり」「ディズニーランド」のアトラクションのようと書いてしまいましたが、ローマに行ったからにはというミーハー心もあり1時間頑張りました。次はもう行かないと思います……。

とはいえ、ローマといえばの1つに上がる「真実の口」。がっかり感も、旅の思い出となりました。
真実の口の後は近くにあるバス停からバスで、スペイン広場、パンテオン、トレビの泉辺りへ向かいました。
その他の観光名所から少し離れていて、「真実の口」はルートを外れてわざわざ行く必要のある場所にあります。そのため、ある程度並ぶことやがっかり感を覚悟して行先として選ぶことをおすすめします。

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