子供もフライングブルーでマイルを貯める!

子供もフライングブルーでマイルを貯める!

フライングブルーというマイレージクラブをご存知でしょうか。
JALやANAなど日系航空会社の加盟がないので、日本での認知度はJALマイレージバンク、ANAマイレージバンクと比べて低いマイレージクラブです。そんなフライングブルーでは、子供もマイレージを貯めるのか、家族でマイル合算はできるのかなど、家族旅行に役立つマイレージブルー情報を調べました。

フライングブルーのマイレージとは

フライングブルーは、エールフランス航空 と KLMオランダ航空 のマイレージプログラムの名称です。エールフランス航空やKLMオランダ航空、スカイチーム加盟航空会社、スカイチーム提携航空会社でマイル獲得や特典航空券の利用ができます。世界三大アライアンスのもう1つがスカイチームですので、日系の航空会社の加盟はないものの多くの航空会社が加盟しているアライアンスになります。

スカイチーム加盟の航空会社一覧

アエロフロート・ロシア航空(SU)
アルゼンチン航空(AR)
アエロメヒコ航空(AM)
エア・ヨーロッパ(UX)
エールフランス航空(AF)
アリタリア航空(AZ)
チャイナ・エアライン(CI)
中国東方航空(MU)
中国南方航空(CZ)
CSAチェコ航空(OK)
デルタ航空(DL)
ガルーダ・インドネシア航空(GA)
ケニヤ航空(KQ)
KLM オランダ航空(KL)、大韓航空(KE)
ミドル・イースト航空(ME)
サウディア(SV)
ルーマニア・タロム航空(RO)
ベトナム航空(VN)
廈門航空(MF)

有効期限が延長される!?フライングブルー マイレージの特徴

フライング・ブルーのマイルの有効期間は2年です。JAL や ANA は有効期限が3年なので、短い印象ですね。ただし、マイルの有効期間内にエールフランス航空、KLMオランダ航空、またはスカイチーム加盟航空会社の便を一度でも利用すれば、そこから2年有効期限が延長となるというシステムになっています。つまり、2年以内に一度でも、指定されている航空会社を利用すれば、システムが改変されない限り、永久に有効期限が延長され、永久不滅も理論上は可能となるわけです。クレジットカードポイントなどのマイルは対象ではなく、あくまで飛行機の利用で取得する、フライトマイルの加算が必要なようです。

例えば私の場合、2017年8月に日本-アムステルダムのKLM利用しました。その後、まったくスカイチーム加盟の航空会社を使っていなかったが、2018年10月にエア・ヨーロッパを利用したので、マイレージの有効期限は2020年の10月に延長されたという訳です。2020年の10月までに、スカイチーム加盟航空会社を利用すれば、そこから2年後が有効期限となります。

ちなみにこのとき利用したエア・ヨーロッパのチケット代は、エクスペディアで8,520円で購入した格安チケット。値段関係なく、有効期限が延長になようで、期限切れ直前に有効期限を延長するために、飛行機に乗る人も居るのだとか。有効期限が当然来るJAL、ANAのマイレージに慣れていると、すごいマイレージだなと感じます。

フライングブルー・マイレージの貯め方

先に書いたように、KLMやエールフランスでの搭乗マイルの他、スカイチームの航空会社利用でもマイレージが貯まります。わざわざ、JALやANAの直行便が出ている都市に、スカイチームの航空会社を選ぶ人は少ないのかもしれませんが
・JAL、ANA系列では直行便が出ていない都市
・JAL、ANA系列ではチケットが取れない時
・JAL、ANA系列よりチケットが安い時
など色々な場面でスカイチームの飛行機を使う機会がありえます。

例えばKLMでは、JALやANAでは直行便が出ていない、オランダのアムステルダム・スキポール空港への直行便が出ています。日系のマイレージを貯めている人には、経由便をしようしてでもマイレージを貯めたい人も居るかもしれませんが、飛行距離の長いヨーロッパのフライトでは、子連れには直行便ほどありがたいものはありません。そのため、オランダへ行く機会が多い人には、貯めておきたいマイレージとなるわけです。

フライングブルーマイレージの使い道

有効期限が延長できるフライングブルーのマイレージですが、難点は特典航空券以外に、目ぼしい使い道がないことです。そのため、あまりスカイチームの航空会社を使用しない私が、いつ使用できるのか、先が遠く感じ全く分かりません。
ただ、有効期限が延長できるので、なんとなく保持し続けてるという感じです。(それもすごいことだと思います。)なので、使い道がなくても、遠くてもとりあえず貯めておく価値はありそうです。

また、日系の航空会社加盟がないという事は、このマイレージを日本人の数も少ないという事も影響しているのか、日本発着の特典航空券が取りやすいと聞いたことがあります。
確かに、JALやANAの航空会社の人気時期、人気区間の激戦度はすごいなと感じるので、そういう意味でも良いなと思います。

フライングブルーのマイレージでJAL特典航空券に交換することも可能なようですが、JALのマイルに比べて、必要マイルが多くなるので、あまりでお勧めできない使い道です。

子供がフライングブルー会員になるには

フライングブルーマイレージの基礎知識を説明しましたが、肝心の子供がフライングブルー会員になるにはどうしたらよいのでしょうか。ANA、JAL同様、有料航空券を購入したときから貯められます。ANA、JALのように会員カードが自宅には送られてこないので、ネット上で完結です。会員カードの実物は手元に届きません。

子供もフライングブルーマイレージを貯める?

私は、ANAとJALマイレージは、子供のマイレージも貯めていました。3年という有効期限がありますが、家族で合算できますし、ポイント交換もできますし、ポイントタウンなどのポイントサイトでマイルを稼げますし、日系なのでやはり貯めやすく使いやすい印象です。
フライングブルーのマイレージは、スカイチームをあまり利用しないので少し迷いましたが、有効期限が延長できるという点にメリットを感じ、とりあえず会員となり貯めてみることにしました。もしかしたら延長しながら、永久に貯められるかもしれないマイレージです。会員になって損はないので、貯めて失効したら仕方ない、そういう気持ちでのスタートです。子供が自分でマイレージを使う時まで有効期限が延ばせればいいなとは思っていますが、どうなるか分かりません。ただ、後から「貯めておけばよかった……」なんてことになっても、事後登録期間を過ぎてから、後悔しても遅いので「フライト代を払ったら、その分はマイレージとして貯めておく」というスタンスで良いのではないかな、と思いました。

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