東京(成田空港・羽田空港) – ヨーロッパ直行便まとめ

東京(成田空港・羽田空港) – ヨーロッパ直行便まとめ

子連れでヨーロッパなら便利なのが直行便!

子連れでヨーロッパに行きたい時、おすすめなのが直行便です。ヨーロッパへのフライトはどれも10時間を超す長旅ですが、直行便ですと乗り継ぎ便と比べて断然楽になります。また成田空港より、羽田空港の方が近い場合は、羽田発で行ける行先を選ぶなど工夫もできますね。では東京(羽田空港・成田空港)からヨーロッパへはどの都市へ直行便があるのでしょうか。調べた内容を以下にまとめました。

子連れ旅行は直行便の方がが楽な理由

家族旅行となると、乗り継ぎ便の方が安いのですが、直行便の方が断然楽になります。その大きな理由が、子供が寝てしまうというリスクです。

・着陸時に子供が寝てしまう
着陸時なら大丈夫だと思う人も居るかもしれませんが、私は以前着陸時に寝てしまい大変な目にあったことがあります。それが着陸時はシートベルト着用しなければならないという事です。寝てしまった子供は、座った体勢になるのが難しい中、緩めにシートベルトをしめていたら「もっとシートベルトをきつく締めてください」と。4歳児……起こしても起きない……、起きたらぐずるから起こしたくもない……、起きるのを恐れながら無理やり座らせたような体制にし、シートベルト締めるという汗だくの時間となったことがあります。

・乗り継ぎ時に寝てしまう
これは着陸の時だって一緒でしょ、という意見もあると思うのですが、乗り継ぎではそこから次の飛行機へ乗るために、移動をしなければなりません。その際、再度パスポートコントロールを通ったり、
をすべて抱っこで進めなければならない、という悪夢の時間となるのです。着陸であれば心の余裕もあるのですが、次の飛行機に乗らないといけないので、そんなにのんびりしている訳にも行きません。

・乗り継ぎ便に乗れないことがある
これが最大のリスクです。ヨーロッパ便では過去2回ほど乗り継ぎできなかったこと、1度ギリギリすぎてダッシュした頃があります。

・ロストバッゲージの可能性が高まる
これは子連れならではのリスクではありませんが、乗り換えがある方が、ロストバッゲージの可能性が高まります。大人だけなら荷物がなくても多少頑張れるものの、子供も一緒でロストバッゲージとなると、まさに地獄のよう。。
こればかりは直行便だから絶対にない、とは言い切れませんが、リスクは少ない方が良いかなと思います。

東京(羽田空港) – ヨーロッパ直行便まとめ

具体的に、ヨーロッパ便はどの都市息の直行便があるのでしょうか。まずは、便利な羽田空港発をみていきます。

・パリ(フランス)
・フランクフルト(ドイツ)
・ミュンヘン(ドイツ)
・ロンドン(イギリス)

2010年にできた、羽田空港国際線ターミナル。最初はアジア線のみのイメージがありましたが、今ではこのヨーロッパ3ヵ国、4都市に羽田空港から直行便でいけます。成田空港への移動だけでも大変かと思います。実際私は、子連れでヨーロッパ便を利用する時は成田前泊することも珍しくありません。
羽田発着の直行便を利用することで、旅行の快適さが大きく変わると思います。

私はロンドン – 羽田便、ミュンヘン-羽田便を利用したことがありますが、国内の移動があまりに楽で以後この4都市以外にいく場合以外も、羽田発にのり経由便で他のヨーロッパの国々へという経路を選択するようになってしまったくらい快適です。子連れですと成田空港への移動も大変ですので、東京、埼玉辺りに在住の人には、羽田便の利用は大変お勧めできます。

東京(成田空港) – ヨーロッパ直行便まとめ

では成田空港発のヨーロッパ直行便はどの都市、国行きがあるのでしょうか。ヨーロッパの東西南北の分け方は、諸説ありますので、参考程度にしていただければと思います。

西ヨーロッパ・西欧
・パリ(フランス)
・ブリュッセル(ベルギー)
・フランクフルト(ドイツ)
・ミュンヘン(ドイツ)
・デュッセルドルフ(ドイツ)
・ウィーン(オーストリア)
・アムステルダム(オランダ)
・チューリッヒ(スイス)

北ヨーロッパ・北欧
・コペンハーゲン(デンマーク)
・ヘルシンキ(フィンランド)
・ロンドン(イギリス)

東ヨーロッパ・東欧
・モスクワ(ロシア)
・ワルシャワ(ポーランド)

南ヨーロッパ・南欧
・ローマ(イタリア)
・ミラノ(イタリア)
・マドリッド(スペイン)

13ヵ国16都市への直行便が見つかりました。
成田空港発の直行便は、羽田空港発に比べてぐんと幅が広がりますね。(2019年2月調査時点)
確かに羽田空港は国内移動が楽という利点がありますが、上記都市にお出かけの際は、直行便がやはりおすすめです。

日系(JAL、ANA)のヨーロッパ直行便

次に日系にこだわりたい人向けに、ANA、JALのヨーロッパ直行便についてです。

ANA
イギリス ロンドン ロンドン・ヒースロー空港
ドイツ フランクフルト フランクフルト国際空港
ドイツ ミュンヘン ミュンヘン国際空港
ドイツ デュッセルドルフ デュッセルドルフ国際空港
フランス パリ シャルル・ド・ゴール国際空港
ベルギー ブリュッセル ブリュッセル国際空港

JAL
イギリス ロンドン ロンドン・ヒースロー空港
フランス パリ シャルル・ド・ゴール国際空港
ドイツ フランクフルト フランクフルト国際空港
フィンランド ヘルシンキ ヘルシンキ・ヴァンター国際空港
ロシア モスクワ ドモジェドボ国際空港

どうしても日系エアラインで行きたい人は、直行便は上記の都市のみになります。
日系にこだわるとどうしても選択は狭まりますが、日系エアラインのサービスはかなり良い(と個人的に感じる)ので、こだわりの方は日系エアラインの直行便がある都市への旅行を企画するという方法もありますね。

ヨーロッパの中でも時間が短い直行便

10時間を超えるフライトが少ないヨーロッパですが、子連れだからヨーロッパの中でも、比較的時間短い都市を選びたい人にお勧めなのが以下です。

ヘルシンキ (フィンランド)
JALの直行便もあります。ヨーロッパへ少し時でも短くいきたいという人はヘルシンキで決まりです。

ただ、何度か子連れでヨーロッパ便を利用していますが、数時間の差はそんなに感じないというのが正直なところです。子供が気に入る映画があるか、機嫌が良いかという方が大事な気がします。機嫌ばかりは「このエアラインなら大丈夫」「この時間なら大丈夫」と言い切れないのが残念な所ですが、ヨーロッパの中でも短いフライトをご希望の場合はヘルシンキ便をチェックしてみて下さい。

私が子連れでヨーロッパ直行便を選ぶなら

私が子連れでヨーロッパ直行便を選ぶなら
個人的には子連れで成田空港に行くのがすでに大変なので、羽田発が非常に便利だと思います。(都内在住を前提にしています)その為、

1.パリ
2.フランクフルト
3.ミュンヘン
4.ロンドン

の4都市がまずはおすすめです。子供がいるからと、ヨーロッパ旅行をあきらめる必要はないかな、と思います。ヨーロッパ子連れ旅行のネックになる移動時間ですが、直行便を利用したり、羽田空港線を利用したり、また到着先が街内に近い空港を選ぶことで、大きく変わります。

子連れでヨーロッパへ家族旅行際のコツ

最後に少し、ヨーロッパに子連れで行く際のコツです。ヨーロッパ線の飛行機の時間が長いのははどうしようもないので、
・乗り継ぎではなく直行便のある都市を選ぶ
・空港からの移動時間を軽減できる路線を選ぶ(羽田発や空港から観光地までが近い都市)
・日系を選ぶ(日本人向けの番組が多いです。日本語音声吹替もあり!)

という事で、少しでも快適に旅できる工夫は可能かなと思います。

また先に書いたように
・ヨーロッパ線のなかでも短いヘルシンキを選ぶ
という方法もありだと思います。

うちの場合は、小学生くらいから乗り継ぎ便にも耐えられるようになりました。眠くても乗り継ぎ時に起きられるようになったので、抱っこ移動が不必要になり、それからは直行便以外の街にも行けます。お子さんが小さい時はある程度仕方ないので、乗り継ぎ便に耐えられるようになった時、自由に好きな街を選んでいけばいいと思います。ヨーロッパには日本にない文化、日本ではできない体験が沢山ありますので、子連れだからとあきらめないで、ヨーロッパの中でも自分が好きな街を選んで、旅をお楽しみ下さい。

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