2018年12月 子連れベルギー冬の観光旅行

2018年12月 子連れベルギー冬の観光旅行

12月、真冬のベルギーに子連れで旅行

ベルギーのブリュッセルに子連れで行ってきました。ベルギーのブリュッセルと言えば、世界遺産グランプラス、小便小僧、ベルギーワッフル、チョコレートなどが有名ですが、ブリュッセルは、駅の近くに観光地が固まっていて、子供と一緒に、徒歩でもまわりやすい街だと思います。また、12月にはクリスマスマーケット、グランプラスの音と光のショーがあります。世界遺産も楽しめ、クリスマスマーケットも楽しめ、イルミネーションも楽しめて冬の寒い時期でもおすすめの街です。12月のベルギーは寒いですが、冬ならではの魅力もたくさんある時期だと思います。

旅の準備は子供が自分で

子供と旅行をする際は、ちょっとしたお菓子を持っていくようにしています。観光中や電車の中などでもお腹が空いてもすぐ食べられないこともあります。また、飲み物も必ず水筒で持参します。あとは、電車の中などで遊びやすいおもちゃなども持参します。子供のおもちゃは4歳になったあたりから、子供が各自リュックに自分でおもちゃを入れるようにしています。最初の頃は欲張ってミニカーを沢山持っていき、全然使わないのに「重い、重い」など言っていたこともありますが、だいぶ学んできたようです。小学生になるにつれて、ゲーム機のみを持っていくことが増えました。

冬のベルギーは寒い!でもクリスマスのグランプラスは別格!

ベルギーのブリュッセルは聞いていた通り、観光地が固まっているので子供と一緒に、徒歩でも、回りやすい街でした。ただとても寒いです。日本の12月より寒いので、防寒は必須になります。

世界遺産 世界で最も美しい広場といわれるグランプラスです。とても人が多いのですが、広場もとても広いので、子供たちものびのび、グランプラスをみれました。クリスマスの時期は、クリスマスツリーがあり、これもとてもきれいでした。冬の曇り空の厳粛な雰囲気のグランプラス、晴れの日の明るい雰囲気のグランプラス、どちらもとても美しい風景だなと思います。昼と夜でもまた違う顔を見せてくれるので、しばらく眺めていたいほど、本当に美しい広場です。フラワーカーペットなどのイベントもあるそうなので、また来たいなと思わせる世界遺産でした。

ベルギーと言えば小便小僧。

グランプラスから子供とでも歩ける距離に、「世界三大がっかり観光名所」と言われているブリュッセルの小便小僧、ジュリアン君があります。写真を撮りましたが、とても小さいですね。でも、私がこの小便小僧を見れた時は「これがあの小便小僧!」と嬉しくなり、がっかりはしませんでした。子どもも「本物の小便小僧!」と喜んでいました。というのも、小便小僧に向かうお店に、チョコレート屋さんがたくさんあり、小便小僧のチョコレートなどが沢山売られているのです。子どもたちは、「これが小便小僧?」など向かう道で聞いていたので、ついに本物の小便小僧とご対面、といったところでしょうか。小便小僧はベルギー、ブリュッセルに行ったら、一見の価値ありの観光名所です。似たように「小便少女」という像もあるようですが、今回は行きませんでした。

小便小僧の衣装ミュージアム(GardeRobe MannekenPis)

小便小僧の近くにある、小便小僧の衣装ミュージアム(GardeRobe MannekenPis)にも行ってきました。2017年にオープンした新しい博物館のようです。確か大人は1人4ユーロ、子供は無料でした。
これまで色々な衣装があったようで、その衣装が展示してあります。あまり広い博物館ではないので、4ユーロは少し高いかなという気もしますが、小便小僧の歴史を垣間見れて、なかなか興味深い展示でした。日本にちなんだ衣装もあり、嬉しくなりました。また、衣装の着せ替え体験などもあり、子供は「難しい!」と言いながら、小便小僧の着せ替えを楽しんでいたようです。本当は、実際に小便小僧のジュリアン君が来ているのを見れたら良いのですが、そう何度も来れる場所ではないので、こんな風に1度に衣装を楽しめるのはよい機会でした。世界の民族衣装もあり、子供たちが学習する機会にもなったようです。

パワースポット セルクラースの像

パワースポット巡りが好きな私が、個人的にブリュッセルで好きだった場所が、グランプラス近くにあるこのセルクラースの像です。昔、街を救ったと伝えられる英雄の像だそうで、この像に触れると幸せになれると云われています。家族皆で沢山触ってきました。6歳の子どもは届かない高さだったので、抱っこして触りました。順番待ちになるほどの人気スポットです。

今回行ったグランプラス、セルタクラース像、小便小僧、小便小僧ミュージアムは、子連れでも半日もかからない時間で回れました。長時間観光すると疲れてしまう子供たちにも、ちょうどよい時間だったようです。歩いている途中にベルギーワッフル屋さん、チョコレート屋さんもあり、楽しい観光となりました。

子連れベルギー旅行のおすすめスポットと注意点

ブリュッセルのおすすめ観光地は、もちろんグランプラスや小便小僧なのですが、子連れの場合と別の場所もおすすめです。今回巡った場所とは少し離れますが、恐竜好きの子にはベルギー王立自然史博物館(Royal Belgian Institute of Natural Sciences)、電車好きの子には鉄道博物館(Train World) をおすすめします。
また、子連れで入って嫌な顔をするレストランはありませんでしたが、子供と一緒に行ったレストランLEONは子供の食事がタダになるなどとても気に入りました。メニューも英語、フランス語、オランダ語の3か国語があり、なんと子供の食事代は無料!日本人はじめアジア人など、観光客がとても多いレストランでした。子どもも、アイスクリームが美味しいと絶賛していました。

子連れの際の注意点は、トイレです。ベルギーは日本のようにどこにでも無料トイレがある、というような国ではありません。そのためレストラン、博物館など有料施設に入った際にトイレに行く必要があります。今回の旅でも夜景を楽しんでいる最中に子供が「トイレに行きたい」と言い出すのでとても困りました。今回はクリスマスマーケット中だったので、特設のトイレに行くことができ助かりました。確か50セント位だったと思います。ベルギーはじめヨーロッパでは、無料のトイレ探しは難しいと思っていた方が良いかもしれません。

ベルギーのブリュッセルは、徒歩圏内に観光名所が沢山あり、子連れでも回りやすい街だと思います。グランプラスは夜景がきれいなので、グランプラス周辺に宿を取れれば、子連れでも夜景を楽しむことができます。ブリュッセルを観光の際は、できればグランプラス近くに宿をとることをおすすめします。また、観光中にトイレに行きたくなったり、疲れたりしても、中心地に宿があると子連れの旅はとても便利なものになります。ブリュッセル中心地のホテルなどはやはりすこし高いですが、せっかくのベルギー旅行ですので、グランプラスの夜景も楽しんで欲しいなと思います。

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